こんにちは、ラキアです。
今回は、そんな僕が、布団のダニを殲滅すべく徹底的なダニ対策を紹介していこうと思います。
僕の場合、ダニが原因であろう肌荒れや、かゆみは、二の腕、脇腹、内ももなど身体のやわらかい部分に左右対象に症状が出ることが多く、寝ている間に無意識でかいてしまい悪化するというのを繰り返してしまいます。
もしも、身体の片側だけに湿疹等の症状が出る場合は、帯状疱疹の疑いがありますので、その際は速やかに皮膚科に行くことをおすすめします。
僕と同じように左右対称で症状が出る方は、是非参考にして見て下さいね。
私は皮膚科に通って薬を塗っているから大丈夫ですよ。
そんな方も、もしかしたら、根本の原因を対策せずに、薬を塗り続けている可能性があります。
良くあるたとえ話の、川のゴミをを下流で拾い続けて「川がきれいにならないなー」と悩んでいる状態ですね。
上流のごみを捨てている原因を突き止め、ゴミを捨てさせないことにより、問題を解決する。
その上流のゴミを捨てている原因こそが、我々にとっての「ダニ対策」なのかもしれません。
布団のダニを徹底的に対策します!
ダニの生体を知ろう
対策のスタートとして、まずは敵(ダニ)を知る必要があります。
ダニの繁殖時期
この時期に、肌荒れがスタートすると、暖かくなって汗をかくことにより「汗疹(あせも)が出来た」と汗の責任にしがちです。
「ダニが原因で出た症状を汗が悪化させている。」
と考える必要があります。
ダニの好む環境
蒸し暑い日本は、ダニにとって快適な環境と言えるでしょう。
エアコンの除湿機能や、除湿器を活用し、温度だけでなく湿度管理も重要なダニ対策になってきます。
とはいえ、なかなか温度と湿度をコントロールするのは難しいものです。
まずは、温湿度計を冷蔵庫や、テレビ前など毎日使う(見る)場所に設置し、意識することが重要なスタートです。
ダニの種類
20,000種類と聞くと戦う気も失せてしまうのですが、家庭で繁殖する屋内ダニの8割~9割が「ヒョウダニ」という種類です。
このヒョウダニ対策こそが、ダニ対策の肝となります。
ヒョウダニは、人を刺すことはなく、人間の剥離した皮脂(ふけ等)や食べこぼしなどをエサにします。
このヒョウダニの死骸やフンが、人間の呼吸により体内に入り込むことでアレルギーを引き起こします。
また、ヒョウダニが増えると、ヒョウダニをエサとするツメダニが増えて、このツメダニが人を刺し湿疹を引き起こすので、ヒョウダニ対策こそが、ツメダニ対策になるのです。
具体的なダニ対策方法
ダニが死滅する条件は、「50℃以上の熱を30分以上」「60℃熱を直接あてる」「殺虫効果ある成分の噴霧」の3種類が代表的です。
まずは、死滅させ、その死骸を除去するというのがダニ対策の流れになります。
その具体策をあげていきます。
布団乾燥機
最近の布団乾燥機には、ダニ対策機能がついているものが多く、高温で長時間タイマーを設定しダニを退治します。
購入の際は、ダニ対策機能の有無を確認しましょう。
また、小まめに布団乾燥機をかけるには、簡単で手間が掛からないということがかなり重要です。
マットありタイプとマットなしタイプがありますが、僕は、マットなしタイプをおすすめします。
理由としては、マットがない分コンパクトで軽量、セットする際も、片付ける際にも手間が掛からない為です。
使用頻度として、退治する場合は、1日2回を3日間連続で行うことをおすすめします。
最初に徹底的に退治することが重要で、その後の繁殖抑制のメンテナンスは、6月~8月は週に1回程度、冬場は1ヶ月に1回程度で問題ありません。
張り切って毎日実施しようとしても続かないと思いますので、曜日を決めて「日曜日サザエさんの時間、は布団乾燥機をする!」など仕組化と、誰がやるのかの担当者を決めるのもおすすめです。
布団乾燥機後は、ダニの死骸が残っているので、速やかに掃除機をかけるのをお忘れなく。
掃除機
ダニアレルギーの多くは、人間の呼吸によりダニの死骸やフンを吸引してしまうことにより発生します。
布団乾燥機や、天日干しをしたあとは、掃除機をかけなくてはあまり効果がなくなってしまいます。
ご家庭の掃除機を兼用で使用する場合は、衛生面を考え、布団専用のノズル(ヘッド)を購入して下さい。
価格は、1,000円程度から購入可能です。
スタートするには金額的にもお手軽なので、まずはノズルで試してみるのが良いと思います。
布団専用掃除機を購入する場合は、叩き出し機能、センサー、取り回しが楽になる回転式ローラーなどより効果が高く使いやすいものを選べます。
価格も今は、5年前よりもかなり安くなり、1万円台で高性能で使いやすいものが購入出来ます。
僕個人的には、ベットの下などに専用の掃除機を置いておき、いつでも布団に掃除機が出来る状態を作っておくことをおすすめします。
準備や片付けが大変だと続かないですからね。
また、紙パック式のものなどは、吸引後のダニの死骸やフンを捨てる際にまき散らさず捨てられるので、おすすめです。
捨てる際に吸引してしまったらアレルギー症状になりかねませんからね。
布団、シーツ、枕カバー
防ダニ加工の布団等も沢山出ています。
ただし、布団の防ダニ加工には大きく2種類あり、高密度織によりダニの侵入を防ぐタイプと、薬剤処理によりダニを寄せ付けないタイプがあります。
高密度タイプは、半永久的に防ダニ効果がありますが、薬剤タイプは、年月か経過すると効果が弱まってきます。
こちらは、価格や、肌ざわり、暖かさなど好みがあると思いますので自分のスタイルにあったものをお選びください。
「布団を買い替えるのは、金銭的にもハードルが高いなぁ」
と考える方には、防ダニ加工シーツ、枕カバーをおすすめします。
普段使っている布団に、防ダニシーツを使用することで、手軽にダニ対策が可能となります。
価格も3,000円程度からありますので、洗い替え分も含めて清潔に使用することができます。
防ダニ加工の布団にも結局シーツを使用するので、布団は買い替えのタイミングで購入するとして手始めにシーツからスタートするのがおすすめです。
防ダニスプレー
防ダニスプレーもダニ対策には効果的です。
ただし、こちらも大きく2種類ありまして、殺虫タイプと、ダニ除けスプレータイプです。
殺虫タイプでダニを退治し、日々のメンテナンスでダニ除けスプレーを使用するのが一番のおすすめです。
お子さんがいる家庭では、殺虫タイプは心配に感じられるかもしれませんが、まず最初の徹底的に退治をする為に使用するようにすれ頻度としては問題ないです。
退治する前に、ダニ除けスプレーをしても、スプレー効果がないところにダニが集まるだけで対策にはならないのでご注意下さい。
こちらも同様に、殺虫スプレー後のダニの死骸は掃除機で吸引し除去することもお忘れなく。
僕の使い方としては、布団乾燥機の効果が届きにくい敷布団の裏側とマットレス用として、殺虫スプレーを使用してます。
ダニ除けスプレーは、一番最後の仕上げ用で使用してます。
この使い方は、作業が楽になるのでおすすめです。
クリーニング、コインランドリー
まず徹底的にダニ退治をお考えの場合、クリーニングに出すということも可能です。
素材やサイズで価格は変わりますが、シングルサイズの掛け布団と敷布団で、防ダニ加工を追加オプションにして約1万円程になります。
コストを抑えたい方は、コインランドリーでも洗えます。
布団を紐で縛る必要がありますが、洗濯だけで約1,000円、乾燥機で約1,000円合計で2,000円程とお考え下さい。
天日干しではダニは退治できない?
ひと昔前のダニ対策では、ベランダでの天日干しが主流でした。
しかし、ダニを退治する条件である「50℃以上の熱を30分以上」には、夏でも達成出来る日は限られています。
また、表面が高温になったとしても、裏側にダニが避難してしまい退治は出来ないというのが実情です。
真夏限定ですが「ふとん干し袋」という名前で黒い不織布製の袋が売られているので、その袋に布団を入れた上で、自家用車内で乾燥させるという技で「50℃以上30分」という条件は達成出来ます。
しかし、ダニ対策は、通年で行うべきものなので期間限定では意味がないのです。
まとめ
今回ダニ対策を紹介致しましたが、何よりも継続することが重要だと思います。
継続出来る様に、曜日や時間を決め、仕組みを作り、手間と時間も掛からず、コストも掛からないというダニ対策をそれぞれのライフスタイルに合わせて実行して見て下さい。
僕と同じダニアレルギーの方の悩みが、少しでも改善されればうれしいです。
ご購読ありがとうございました。
ラキアブログでは、今回の記事以外にも様々なおすすめ情報、レビューなどを記事にしています。興味を持っていただいた方は是非見てやって下さい!
では!